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BIツールを経営分析に活用する理由と利点 ホントの事例でご紹介

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2022年03月23日 15:00

予算管理、予測分析、業績管理など、企業の経営分析に必要とされるデータは日々増えています。一方で分析作業はシステム化されておらず、手作業で資料を作成されている方も多いのではないでしょうか。また、分析に手がかかるといわれて、欲しいデータをすぐに確認できない経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はBIツールを活用して、手をかけず分析を行い、ダッシュボード等でデータをすぐに確認できる方法を、ホントの事例も交え、ご紹介いたします。

BIツールを経営分析に活用すべき理由

毎月低価格で使った分だけお金がかかる、サブスクリプション型のクラウドサービスがビジネスにも活用され、気軽にITツールを導入活用しやすくなっている今日この頃。
その反面、気が付くと様々なクラウドサービスが乱立していて、欲しいデータにアクセスしにくい環境になっていないでしょうか?

例えば、次のようなお困りごとはないでしょうか?

  1. 基幹システムはオンプレミスで運用し、データはまだ外部に公開していないけれど、営業現場などではクラウドのITシステムを利用している。

  2. つまり、会社に戻らないと取得できないデータと、クラウドシステムにアップされた取り出しやすいデータが混在していて、そのデータの形式も違う。

  3. その2つの異なるデータを組み合わせて、予算管理や予測分析、業績管理等のデータ分析を進めなければいけない。

このような状況では、多くの場合エクセル(Excel)を駆使して、手作業でデータ分析を進める場合が多いのではないでしょうか。

  1. 異なるシステム同士からデータを取り出して、同じ意味なのに違う表現のデータを修正する。

  2. 修正できたデータをエクセルで集計する。

このような地味でつらい作業を多くの方が行っているのではないかと思います。

例えば、現場のリーダーがチーム内のデータ集計作業を毎週行い、チームごとに集計したデータを結合して、さらに別の方が集計していると考えると・・・、もう大変です。
単調な作業に対して、時間とコストばかりかかっているのではないでしょうか。

さらに、各部で集計したデータを取りまとめて、会議資料として仕上げる場合もあるでしょう。
違う人が作ったデータを、結合させて、見やすくグラフを作り上げていくケースもあります。
これが毎月、毎週、毎日・・・となると、想像を絶するような作業量となりそうですね。
そして・・・むなしいですが、この集計は、お金を生む作業ではないのです。

ところが!
BIツールを活用すれば、そのような面倒でお金にならない作業から多くの人を解放できます。
これこそがBIツールを経営分析に活用すべき理由なのです。

BIツール選び 製品比較ガイド
成功する導入のための10の比較ポイント

BIツールを経営分析に活用する利点

BIツールを経営分析に活用する利点は、集計の自動化で作業の労力を減らすだけでありません。
利点は下記の3つがポイントです。

  1. データの更新頻度(鮮度)が上がる
    自動化できれば、作業が面倒でなくなる上に、データの更新頻度を上げてデータの鮮度を格段に向上できます。
    毎日ではなく、毎時間、もしくはデータリソースが更新された都度に集計することも可能です。
    「データが欲しいと思ったら、すぐに欲しいデータに触れられる」
    このような要望は実現しそうで、なかなかできないものではないでしょうか。
    だからこそ、一度体感すれば、利便性の高さを大きく実感できるのです。

  2. データに基づいた正しい判断が行える
    データの鮮度が向上すれば、常に正しいデータに基づいた判断が可能となります。
    毎日更新されるダッシュボードをもとに、業績管理や経営判断を行えます。
    またBIツールのレポート機能を利用すれば、そのまま使える会議資料を、何の手間もかけずに自動で作成可能となります。

  3. 削減した時間をより生産的な活動に注げる
    これらの削減した時間で、各現場ではより生産的な活動に力を注ぐことができます。
    例えば営業部門では、お客様への提案活動を増やせます。データをもとに適切な判断もできるので、お客様への対応が質・量ともに向上するでしょう。
    また経営層にとっては、より深い分析や、正しい情報をもとにした迅速な経営判断も可能となります。

データが欲しいと思ったら、すぐに欲しいデータに労せず触れられる。BIツールは鮮度の高いデータをフル活用できるシステムです。

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実際に経営分析にBIツールを利用してみた

NDIソリューションズでは、「Domo(ドーモ)」というBIツールをホントに活用しています。これまで将来の見込み情報はクラウドシステムのkintone、実績情報は長く利用しているオンプレミスの基幹システムに登録されていました。データ分析にはそれぞれのシステムからデータを取り出し、加工して、集計の都度エクセルを駆使して資料を作成しなければいけませんでした。

ところが、Domoを利用すると、集計を簡単に行えるようになりました。
豊富なAPI連携やコネクター(システム同士をつなぐ仕組み)を利用して、あらゆる場所に存在するデータを、とりあえずDomoにかき集められるようになったのです。
画面に沿って設定していくだけで、簡単に異なるシステムからのデータ集計ができたのです。

それだけでなく、取り出してきたデータを簡単に加工できるようになりました。
Domoに用意されているデータ加工ツールで、簡単にデータ加工が実現できたのです。
もちろんほとんどの場合、深い専門知識やプログラミングは不要です。

そして、これらの機能を駆使して作成したデータを、簡単にグラフ化、ダッシュボード化しています。
グラフの種類を選んで、ドラッグアンドドロップで操作するだけでグラフを作成可能です。
簡単に作られたグラフを好きなように配置すれば、すぐにダッシュボードが完成します。

こうして簡単にデータを表現できるからこそ、多くの角度から分析が進みます。
NDIソリューションズではBIツールを活用したホントの事例で成果が出ています。ダッシュボードに表現された多くのデータをもとに、予実管理、業績管理や、営業戦略の立案を行い日々活動しているのです。

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失敗しないBI導入のための13のチェックポイント

まとめ

このように「BIツールを活用したことで、多くの人々が苦痛な作業から解放されただけでなく、
データ活用の質も向上した」というNDIソリューションズの’ホント’の社内事例を紹介しました。

せっかくシステム導入してデジタル化できていても、集計や分析作業が手作業であれば、データの鮮度が確保できません。面倒な作業は誰もやりたがらず、作業そのものをなくさないままに更新頻度を上げると、現場は疲弊してしまいます。また、せっかくデータが集まっていたとしても、集計作業に時間を取られ、分析や改善活動に時間を注ぐに至っていなければ、宝の持ち腐れといえます。

今回ご紹介したBIツールを利用して、企業に散在するデータを労力無く集めて、データの見える化を進めてみませんか?
データを多くの人で広く活用して、本当の意味で経営のデジタル化を進めてみてはいかがでしょうか。

NDIソリューションズでは、Domoを利用した企業事例集の公開、セミナーの開催を行っております。
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