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費用をかけてもBIツールを導入する企業が多い理由とは?

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2022年11月01日 07:30

生活をより良くするために多くのデータが活用されています。今も国勢調査等で行われている直接質問やアンケートの情報を集計したり、デジタルネットワークを活用して、自動的に集計された情報が政府や企業等から発表され、様々な施策・方針、製品開発等に活かされています。特に企業では多くのデータがあり、CRMやMA、SFAといったツールで作成されるデータを活用しています。そんな中で企業方針、活動計画を立てるために、データの一元管理ができるBIツールが、昨今注目されています。本記事では、なぜBIツールを導入し、検討するのか?企業の現状、課題に触れ、費用をかけてBIツールを導入する理由を解説していきます

 

 

データが増え続ける世界、データを活用する企業

デジタル化、システム化が進み、昨今、多様化する学びや働き方への対応が進んでおります。このような環境下でデータの総量や流通量も世界的に大きく変動してきております。更なるSNSの普及、多様化や在宅での作業が増え、インターネット接続が増加し、過去の予測よりデータ総量が著しく増加しております。

企業でも社会環境の変化、世の中の流れ、消費者の関心ニーズといったことを把握し、より収益をあげるための対策を行っています。そこで、経営の意思決定や計画立案をする際に指針となるのがデータです。顧客関係管理を行うCRM「Customer Relationship Management」、マーケティングプロセスを自動化するMA「Marketing Automation」、営業支援システムSFA「Sales Force Automation」等を、導入している企業も増えてきています。また、基幹システムに蓄積されたデータやExcelで集計されているデータ等を、企業は様々なスタイルでデータ活用しています。

しかし、ツールを導入しても集計や蓄積をして使うだけのデータ活用では、「本当のデータ活用」とは言えません。そこで、データ活用についての国内企業にある現状と課題について考えてみたいと思います。

 

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データ活用における国内企業の現状と課題

まず考えられる課題に、組織ごとにシステムやデータが分断して、うまく分析ができないという点があります。例えばマーケティング部門ではMAツール、営業部門はSFA、管理部門ではCRMを活用し、部門ごとに独自のデータを作成活用しているケースがあります。また、指標が類似していても、組織ごとにタイミングや計測方法が異なり、判断するのが難しいという課題もあります。

週次や月次の経営報告では、Excel表での集計されたデータとPowerPointでまとめた資料で作成するケースが多いため、指標のみの限られた情報となります。そのため、意思決定を勘と経験で行うということになり、本当の意味でのデータ活用になっていないケースと言えるでしょう。このように本当に欲しい情報が経営層に示されていない企業もあります。せっかくある社内データをビジネスに活かせておらず、データの一元管理ができていないのです。そこでBIツールが注目されています。当然BIツールの導入には費用がかかりますが、それでもBIツールを導入する企業が多くなっている理由は何なのでしょうか?そこにはある導入ポイントがありました

 

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費用をかけてでも導入したいBIツールはどういうもの?

様々なツールを導入している企業が、更に費用をかけてBIツールを導入する理由は、データを安全かつ効率的に活用するための管理体制やルール「データガバナンス」を整備したいと考えているからです。まず、組織ごとに分断しているデータを一元管理し、組織を横断して分析し、管理ができる状態をBIツールで構築します。そして社内情報がBIツールに集約される仕組みを作り、必要なデータが自動的に更新されることで、データガバナンスを構築したいと考えているようです。

また、多様化する働き方にも対応すべく、どこでも情報を確認するために様々なデバイスや、外出先でも瞬時に見ることが可能なモバイルアクセスも必要となってきています。BIツールで作成されたデータの見逃し防止のため、自動的なアラート通知を行い、アクションするタイミングを逃さないようにしたいと考えているのです。

さらに仮説検証や意思決定を行えるデータを、より詳細なレベルで、簡単スピーディーに確認することを求めています。取引先ともデータを共有したいと思っている企業も増えてきており、自社のビジネスにおけるエコシステム全体をデータドリブン化するためにBIツールを導入しています。

このような背景から、費用をかけてもBIツールを導入する企業が増えているのです。

 

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まとめ

「費用をかけてもBIツールを導入する企業が多い理由とは?」と題して、BIツールの価値と費用についてご紹介してきました。データを集約して、一部の部署や組織で活用するだけでは、企業にあるデータは真の活用にはなりません。よって、多くの企業でデータの一元管理ができるBIツールに費用をかけている現状があります。

様々なツールを活用して作成されたデータは、ひとつひとつで見れば優れているデータです。しかし一元管理すると、より効果を生み出し、企業での仮設検証や迷いのない意思決定がデータから導き出されます。そして本当のデータ活用、すなわちBIツールによるデータドリブンができるようになるのです。BIツールには費用をかけてでも、このような価値があると言えるでしょう。

 

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