kintone(キントーン)プラグイン活用のすすめ 欲しい機能を今すぐに

2022年04月15日 18:00

kintone(キントーン)の機能拡張をしたいが開発のための知識や時間がない、という悩みを解決するプラグイン。その利便性に惹かれつつも、種類が豊富すぎて一体どれを選べばいいのかわからない、実際の活用方法がイメージできない、といった理由から自社に適したプラグインを見つけられないという方も多いのではないでしょうか。そこで、小さな規模で気軽に導入できるものから、社内で広く使えるものまで、活用事例を交えておすすめのkintone(キントーン)プラグインをご紹介します。

 

 

kintone(キントーン)のプラグインとは?

kintone(キントーン)のプラグインとは、カスタマイズに必要なJavaScriptファイルやCSSファイルなどをまとめてパッケージ化した追加プログラムのことを指します。プラグインの設定はクリック操作のみで完結するので、欲しい機能を欲しいタイミングですぐに実装することができます。プラグインはkintoneスタンダードコースのみで利用可能です。

 

お試し導入にぴったり おすすめのkintoneプラグイン一覧(無償)

プラグインに興味があるけれど、いきなり画面のデザインが大きく変わってしまったり、kintone以外のシステムと連携させたりするのは少し不安ですよね。なかなかプラグイン導入への一歩を踏み出せずにいるのであれば、無償のプラグインを利用した「小さな機能拡張」から始めてみるのはいかがでしょうか?本格的な導入へ踏み切る前に、お試しでプラグインを入れてみたいという方にぴったりな無償で使えるプラグインを一覧としてご紹介していきます。

「いいね!プラグイン」
https://potaracom.stores.jp/items/5de3345351c31e0c2f432d31
最初にご紹介するのは、kintoneの各レコードに対して「いいね!」ボタンを押せるプラグインです。レコードの既読確認や、簡易的なアンケートとして活用することが可能です。アイコンはグッドボタン以外にもバッドボタンやハートマーク、チェックマークなど複数種類用意されており、用途に合わせてお好みのアイコンを選ぶことができます。

「吹き出しメッセージ表示プラグイン」
https://www.ait-labo.com/services/system/kintone-plugin/field-tooltip/
カーソルを合わせると吹き出し型のポップアップメッセージが表示されるようになるプラグインです。ユーザーがレコードを入力する際に注意事項を表示させたいときや、アプリのレイアウトとは別でメッセージを配置しておきたいといった場合に適しています。

「PDFプレビュープラグイン」
https://www.joyzo.co.jp/service/plugin_free/pdfpreview/
レコードに添付されたPDFファイルをプレビュー表示させるためのプラグインです。kintoneのレコードに添付されたファイルは通常、PNGやJPEGといった画像ファイルのみプレビュー表示されますが、PDFの場合はダウンロードしなければファイルの中身を確認することができません。こちらのプラグインを導入すれば、逐一ダウンロードをしなくても、レコード一覧画面や詳細画面からPDFファイルの中身を閲覧することができるようになります。

「日付⇒曜日変換プラグイン」
https://smartballoon.jp/kintone/plugins
日付フィールドに入力された日付に応じて曜日を特定し、所定のフィールドに曜日が入力されるプラグインです。kintoneのアプリでは、曜日を自動で入力してくれるようなフィールドが用意されていません。文字列フィールドに直接入力したり、ドロップダウンで曜日を選択できるようにしたりといったやり方は考えられます。しかし手間がかかる上、入力ミスが起こる可能性もありますよね。こちらのプラグインがあれば簡単かつ確実な曜日入力が実現できます。

無償のプラグインは気軽に利用できる反面、いくつか注意が必要なポイントがあります。まず、動作保証が確実ではなく、kintone自体にアップデートがかかるとプラグインが動作しなくなってしまう可能性があります。また、お使いのkintone環境に問題が発生しても、基本的にサポート対応は用意されておりませんので、ご注意ください。一部、有償でのサービス利用が前提となっているプラグインもございます。利用範囲やプランなどは事前にしっかりと確認するようにしてください。

 

ノーコード・ローコードのkintoneで内製化
を実現する方法 資料のご紹介

 

とことん社内に広めるためのkintoneプラグイン×外部サービスとは?

さて、ここまでは気軽に導入できる無償のプラグインをご紹介しました。ここからはプラグインの活用によりkintoneを中心とした幅広い業務改善に取り組みたい方に、有償のプラグインにまで視点を広げていきます。

本記事でご紹介したものを含め、無償プラグインのほとんどがあくまでkintoneの中だけで機能を拡張するものでした。しかしkintoneを中心とした本格的な業務改善に取り組んでいくにあたり、kintoneとそれ以外の業務システムとの連携は欠かせないといえるでしょう。実は外部サービスとの連携を実現するプラグインはkintoneのWebサイトに掲載されているだけでも100種類以上存在するのです。
代表的なものですと、kintoneと同じくサイボウズ社のサービスであるGaroon(ガルーン)やメールワイズとの連携プラグインが用意されています。

【Garoon(ガルーン)連携プラグイン】
(https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/cybozu001.html)
kintone上の案件情報とGaroon(ガルーン)上のスケジュールとを紐づけることができます。

【メールワイズ連携プラグイン】
(https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/cybozu002.html)
kintone上で管理しているメールアドレス宛てにメールの一斉配信を行うことができたりします。kintoneやその他のシステムにため込んだ情報を紐づけることにより、入力や転記といった作業負担の軽減につながります。また、入力や転記のミスも減らせるため、チェック作業にかかるコストも大幅に削減することができるといえます。

【BtoBプラットフォーム請求書との連携プラグイン】
(https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/infomart001.html)
弊社でもを導入し、受注入力から請求書発行までの処理時間を大幅にカットすることができました。そのため、外部サービスとのkintone連携プラグイン導入は自信をもっておすすめしています。

 

まとめ

無料で使えるものから、有償で外部サービス連携を叶えるものまで、さまざまなkintoneプラグインをご紹介しました。小さな機能拡張が業務効率改善に大きく貢献できますので、まずは無償プラグインから導入してみるのも良いかもしれませんね。kintoneプラグインは豊富な種類が用意されており、御社の業務で活用できるプラグインもきっとすぐに見つかるはずです。プラグインを導入して、さらなる業務効率化を目指してみませんか?

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