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BIプラットフォームのメリットとデメリットとは?

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2022年05月17日 08:45

昨今、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に向け、各企業がデジタルツールやクラウドサービスなどの導入を検討している状況です。DX実現に向けデジタル技術の一つとして期待されているツールがBIプラットフォームです。本記事では「BIプラットフォームとは何か?」「BIプラットフォームのメリットとデメリットは何か?」についてわかりやすく解説します。

 

 

BIプラットフォームとは?導入メリットも解説

本章では、BIプラットフォームとは何か?について解説していきます。まず、BIプラットフォームの「BI」とはどのような意味か見ていきましょう。「BI」とはビジネスインテリジェンスの略称でデータウェアハウス(企業活動を介して得られた大量のデータを保管している場所)に集められたデータを分析し、業務や経営の意思決定に活用する手法のことです。BIツールやBIシステムというのは、上記の手法で専門知識がない利用者でも容易に操作ができ、経営戦略立論などを支援するツールのことを指します。
では、「BIプラットフォームとは何か?」について解説していきます。BIプラットフォームとはBIツールの進化版とイメージして頂ければ良いでしょう。BIプラットフォームの定義としてはBIツールと相似的な内容になりますが、BIプラットフォームは、企業が保有しているデータウェアハウスや企業が利用しているデジタルツールなどからデータを集め、分析・活用するデジタルツールをBIプラットフォームと呼びます。これらの内容を念頭に、次はBIプラットフォームを導入した際のメリットについて解説していきます。

 

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BIプラットフォームのメリット

本章では、BIプラットフォームを導入した際のメリットについて解説していきます。
メリットは大きく4つあります。それでは見ていきましょう。

①膨大なデータを集めてリアルタイムで把握・分析ができる

BIプラットフォームの一番のメリットと言っても過言ではない分析についてです。
導入前まではデータの活用など意識していない企業が多いですが、導入した場合過去のデータから現在のリアルタイムのデータまで集約し、分析することで今まで見えなかった法則や傾向などが顕著にわかるものになります。

②時間短縮

2つ目のメリットとしては時間短縮です。
現在、BIプラットフォームを導入されていない企業の多くは、Excelなどを用いてデータを集め、繋げ、売上高の把握などを実施しています。これでは多くの時間を要し、人的負担を大きなものになります。BIプラットフォームを導入すれば、リアルタイムで現在の売上予測などを把握することが可能となり、今後の経営戦略などに大きな役割を担います。

③データ連携

3つ目のメリットはデータ連携です。
例えば各組織で別々のデータやシステムを保有している場合、先程と同様に人的負担によりExcelでデータを繋げるなどの方法で連携するしかありません。しかし、BIプラットフォームを導入していた場合、各システムや各データなどから情報を引っ張り、データ連携に人が介在することが無くなり、人的コスト・労力を大幅に削減することが可能となります。

④簡素化

4つ目のメリットは簡素化です。
先程ご説明しました通り、BIプラットフォームを導入していない企業の多くはExcelで管理している企業が多く見受けられます。Excelなどでデータを収集・連携・結合を実施していた場合、作成者以外が内容を確認する際、「どれが正の情報か?」「正確なデータはどこに保存しているのか?」が分からなくなるケースがあります。BIプラットフォームを導入していた場合、このような複雑な状況になることがなく、簡素化・整理された状態で正確なデータを把握することが出来ます。

 

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BIプラットフォームのデメリット

本章では、BIプラットフォームのデメリットについて解説していきます。
デメリットは大きく3つあります。それでは見ていきましょう。

①コストがかかる

1つ目のデメリットはコストがかかるというところです。
BIプラットフォームは前章でご説明しました通り、非常に優れたツールで企業からすると導入したいと考える企業も多いことでしょう。しかし、様々なメリットがあるが故にBIプラットフォームは安価なデジタルツールではありません。導入を考えている企業が導入を見送る一番の理由としてコストがかかるとの理由が断トツで多い状況です。また、導入後多くの社内の人間に利用してもらうため、ライセンスを購入した場合更にコストはかかります。この様な問題を解決する為には導入前に利用目的や利用人数を予め決定しておく必要があります。

◎しかし視点を変えると・・・
BIプラットフォームはコストはかかるのですが、それは必要機能がオールインワンで網羅されているからと言えます。
BIに必要な手順は5つありますが、一般に「BIツール」と呼ばれるツールでは、それぞれの手順で、ETLツール(データ加工ツール)やDWH(データウェアハウス)などの導入が必要になってきます。これらを別々に用意すると、ツール費用のほか導入費や構築費等が掛かります。
BIプラットフォームではデータ加工から可視化までに必要なすべての機能が搭載されていますので、簡単に導入できて、かえってトータルコストは安くなったりします。

②導入初期の手間がかかる

2つ目のデメリットとして、BIプラットフォームを導入した際に、担当者に一番負荷がかかるタイミングが導入当初です。
散在していたデータを収集・連携・結合を設定する作業は大変な負荷がかかるものです。
特にITやデジタルツールなどに関して、苦手意識がある担当者が作業する場合は、ベンダーの支援が必須となってきます。また、一度作成したデータベースを編集する際に負荷がかる事もあります。

◎しかし視点を変えると・・・
BIプラットフォームに限らず、どのようなツールも導入初期には手間がかかるものです。使いこなすための学習も必要です。デジタル技術/ツールを導入して成果を上げるには避けることができない課題です。
そこで、ぜひ私共のようなITベンダーの力を借りてみて下さい。弊社ではBIプラットフォームを使いこなし、自社内で自由・柔軟にデータ活用ができるようになることが大切と考えています。そのため、お客様に伴走し導入や活用を進めていただく導入支援サービスなどをご用意しています。そのようなサービスを活用されることをおすすめします。

③BIプラットフォームの選定が難しい

3つ目のデメリットとしてBIプラットフォームの選定が難しい事が挙げられます。
昨今、市場に様々なBIツールやBIプラットフォームが氾濫しています。その際、自社にどのBIプラットフォームを導入すべきか選定しにくいケースもあるかと思います。そういった場合は先ずは、直感的に使いやすい、わかりやすいと感じるBIプラットフォーム検討するのも良いかもしれません。

◎しかし視点を変えると・・・
そのようなお悩みがあるからこそ、BIツール/プラットフォームを提供する各社は「無料トライアル」や小さく始められる「ライトプラン」等を用意しているのです
弊社NDIソリューションズでもさまざまなBI製品をトライアルや小規模導入で実際に利用してみた結果、Domoという自社にあったBIプラットフォームにたどり着きました。「選定が難しい…」と悩ましくなったら、さまざまな製品のトライアルも実施してみてはいかがでしょうか。

BI Platform Advantages & Disadvantages

 

 

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まとめ

BIプラットフォームのメリットとデメリットを解説しました。今後BIプラットフォームの導入を考えている企業に対してお伝えしたい事は、デメリットもありますが、BIプラットフォームは企業の経営戦略に大きな力になる、ということです。

BIプラットフォームを導入する際に、是非とも抑えて頂きたいポイントは、目的を明確にすることです。これまで解説してきました通り、利用目的や具体的な運用プランが把握できていない場合はコスト増加に繋がるケースもあります。また、直感的に操作ができ、わかりやすい、見やすいBIプラットフォームを導入することをお勧めします。

DX実現のため、各企業が様々な取り組みを始めています。DX実現の第一歩としてあなたの企業でもBIプラットフォームを導入してみてはいかがでしょうか。

 

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