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企業のデータマネジメントを支えるBIプラットフォーム活用

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2022年08月30日 07:30

ネットショッピングをしているときに、買う予定ではなかったものをついつい買ってしまった経験はありますか?もしくは動画サイトなどを見ていて、オススメとして表示される他の動画を数珠つなぎに見始めてしまい、やめられなくなる…といった経験はありますか?

私はあります。(それもかなり)

でも、なぜそんなことが可能なのでしょうか?それは、サービスを提供している企業がユーザーの情報をうまく活用しているからです。具体的には例えば「この人は最近PCを購入した」という情報を活用し、「PCの周辺機器も探している」という仮説を立ててそのユーザーへ提案を行う、というイメージです。

このようにデータを活用して売り上げを向上させるような取り組みの重要性が近年顕著に増してきています。逆に言うとデータを活用した企業活動を行わなければ競合他社との競争力がなくなってしまうということです。少し極端かもしれませんが、データを活用することで企業に大きなメリットをもたらすことは間違いありません。

本記事では企業を取り巻くデータ活用とその手法について解説いたします。

データの重要性

企業が扱う様々なデータは、今やただの情報ではなく、重要な資産のひとつとなっています。企業の成長にはデータを有効に活用することは必要不可欠です。例えば売り上げ情報や顧客情報などです。これらのデータを活用することによって目覚ましい成果を上げている企業が増えています。

御社にもたくさんのデータが損じているのではないでしょうか。これまでしっかりと活用されていなかった企業のデータはいわば「眠れる宝の山」です。

いわゆる経験や勘に依存した企業活動だけでは近年の高速なビジネスの変化に取り残されてしまうでしょう。社内にある「宝=データ」を活用しない手はありません。価値のある新たなデータを収集するというのは非常にハードルの高い作業となりますが、既に入手しているデータをしっかりと活用する、というのはどの企業でも取り組みやすいはずです。

まずは既存のデータを整理し、どのように活用するか方針を立てるのがデータ活用の最初の1歩となります。定量的なデータをもとにした分析によって、企業にとってよりよい選択をスピーディーに行えます。そして、より精度高く企業活動の方向性を定められ、過酷な市場競争を勝ち抜くことにつながります。

このようにデータの重要性を認識して活用する取り組みをデータマネジメントと呼ぶことがあります。

次項ではデータマネジメントについてもう少し深堀していきます。

BIツール選び 製品比較ガイド
成功する導入のための10の比較ポイント

データマネジメントとは?そのポイントは?

前述の通り、データをしっかりと企業活動に活用するという考え方をデータマネジメントと呼びます。一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(以下、JDMC)はデータマネジメントを以下のように定義しています。

“データマネジメントとは、ビジネスの成長と成果のために「データをビジネスに活かすことができる状態を継続的に維持、さらに進化させていくための組織的な営み」によりデータを利活用することをいいます。”

このようにデータマネジメントが注目されている背景には、企業のデジタル化が進み膨大な業務データを取り扱えるようになったこと、その一方でそれらデータが社内外に散在してしまっている、という背景があります。

JDMCの定義にもあるように、膨大にあるデータの活用をできる状態の“維持”、“進化”、そしてそのための企業の取り組みが求められているということです。

データマネジメントは、「データ収集⇒可視化⇒分析⇒アクション」という流れで企業活動へ反映していくことになります。

しかし、日本の多くの企業ではデータ活用において「データ分析作業の非効率」、「データ活用の人材不足」といった課題を持っているようです。実際にデータ分析にはExcelを活用し、毎週の経営会議の資料作成に丸1日かかってしまっている…という方々も多くいらっしゃるのではないかと思います。もしくは可視化されたデータの分析という最も重要な工程でのスキルを持った人材が不足しているという声もよく耳にします。

これらの課題を解決するために活用されているのがBIプラットフォームです

次項では企業のデータマネジメントを支えるBIプラットフォームの特徴もご紹介させていただきます。

製造、物流、卸・小売、旅行業などの20事例を掲載!
BIプラットフォーム Domoまとめて導入事例集

データマネジメントに必須なBIプラットフォーム

データマネジメントへの取り組みを強化するために、近年BIプラットフォームを活用する企業の数が増えてきています。

BIプラットフォームという言葉をご存知でしょうか。ビジネスインテリジェンスの頭文字をとったBIという言葉と「基盤」を意味するプラットフォームという言葉から成り立っています。企業が持っているデータの活用(BI)を支援する基盤、つまりデータマネジメントの基盤にも成り得るものです

BIプラットフォームは企業が持つ大量のデータの接続、処理、分析、可視化を実現します。社内外、複数システムに散在するデータを効率的に抽出し、それをリアルタイムに可視化できますので、分析作業も非常に短時間で完了します。従来の課題であった「データ分析作業の非効率」はBIプラットフォームの導入によって解決できるのです

また、BIプラットフォームの中にはBIやプログラミングの経験がなくても簡単に操作・作成ができる機能が提供されています。つまり、データの専門家でなくても使えるものとなり、経営者、マネージャー、現場担当者といったビジネスユーザーのデータ活用を強力に支援します。

データ活用・分析の専門家でなくても簡単に使えるBIプラットフォームを選択することで、よりデータマネジメントを加速できるはずです

【チェックシート付き】BIツール導入成功のカギ!
失敗しないBI導入のための13のチェックポイント

まとめ

近年のビジネス環境は、どんどん変化のスピードが速くなっており、そのスピードに対応した素早く柔軟な対応が求められています。そのためには経験や勘に頼った判断だけでなく、データに基づいた定量的かつスピーディーな意思決定を行う必要があります。

そのためにはデータマネジメントという考え方と、その効率的な運用を支えるBIプラットフォームを活用することが重要です。BIプラットフォームは企業の「データ収集⇒可視化⇒分析⇒アクション」という一連のデータに基づいた意思決定を強力に支援します。この情報を生かし、競争力を強化するためにデータマネジメントを成功させましょう。

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