2024年02月13日 07:30
ChatGPT(チャットジーピーティー)にログインする方法については多くのサイトで解説されていますので、本記事では初めて使う方や、始めたばかりの方へ向けて、「ChatGPTの始め方」と題しておすすめの使い方を中心に紹介します。ChatGPTは言語の壁を越え、まるで人間との対話のようなコミュニケーションが可能で、使用方法も簡単です。しかし、いくら簡単だと言われていても、使い始めは誰しもが戸惑うものです。そこで本記事では、興味はあるけれど何を聞いたらいいか分からない、使いこなせるか不安という方へのヒントも提供します。初めての方も、少しだけ試して諦めた方も、ChatGPTの魅力に触れ、新しい可能性を見つけてみましょう。
まずはChatGPTの概要と始め方ですが、詳しく説明しているサイトは他にたくさんありますので、ここではおさらい程度に留めます。(ChatGPTの詳しい機能や注意点はこちらのブログ記事で紹介していますので、ご覧ください。)
ChatGPTは、大量のテキストデータから学習し、自然言語生成を行う技術を利用したチャットボットの一種です。さまざまな分野で活用されている代表的な生成AIの1つと言えるでしょう。
また、利用を開始するまでの手続きがとても簡単な点もChatGPTの魅力です。
<利用開始までのステップ>
これだけですぐに利用が可能です。準備があまりに簡単なので、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
(ChatGPTのログイン方法や基本的な使い方はこちらのブログ記事で紹介していますので、ご覧ください。)
さあ、ChatGPTを使う準備は整いました。あとは使ってみるだけです。どんな内容をChatGPTに聞いてみたいですか。
さて、ChatGPTに興味はあるけれど何に利用したらいいか分からない、アカウント登録はしたけれど聞くことがなくてもう使っていない、という方はいらっしゃいませんか。
続いて、ChatGPTを始めたばかりの方へおすすめしたい利用例を紹介します。もちろん複雑な処理をさせようと思えば、それだけ細かい指示(プロンプトと言います)が必要になりますが、意外と簡単な指示でも様々な使い方ができると分かっていただけると思います。
※画像は2024年1月現在のChatGPT3.5を利用した場合の参考回答の様子です。
多くの方が真っ先に思いつく活用方法は調べ物、情報収集でしょう。ChatGPTにさまざまなトピックに関する質問を投げかけると、即座に回答してくれます。例えば、「ChatGPTは何ができますか?」や「健康的な食事のコツは?」など、ChatGPTは幅広い分野で情報提供者となり得ます。
ただし、ChatGPTを情報収集に利用する際には、情報の正確性と信頼性を確認するようにしてください。ChatGPTは過去のデータを元に学習しているため、新しい情報にアクセスできない場合があります。また、間違った情報をあたかも真実のように回答するハルシネーションと呼ばれる現象もありますので注意が必要です。
例えば医学的な情報が欲しいと思っても、ChatGPTが提供する情報は医師や専門家のアドバイスの代わりにはなりません。最新の情報や特定の分野での専門的なアドバイスが必要な場合には、専門家の意見を取り入れたほうが賢明です。
ChatGPTは創造性に富んだ文章生成が得意であり、料理のレシピ考案にも活用できます。特定の食材や調理法などを指定して、新しいレシピのアイデアを入手できます。
例えば、「アボカドを使ったサラダのアイデアは?」や「夏にぴったりのさわやかなデザートは何か?」といった質問に対して、ChatGPTは新しいアイデアを豊富に提供してくれます。また、苦手な食材がある場合には、その情報を伝えれば、より適切な提案が期待できます。
ただ、残念なことにChatGPTは料理を食べた経験も作った経験もありません。したがって、味のバランスやレシピが実現可能なものかどうかは、実際の調理のプロセスを通じて確認する必要があります。
自分の好みやスキルを考慮しながら、ChatGPTが提案するアイデアを元に、新しい料理のレパートリーを広げてみましょう。
ChatGPTは文章の校正も得意です。ChatGPTに手伝ってもらって、より分かりやすく自然な表現に仕上げましょう。言い回しの改善や誤字脱字の修正が簡単にできます。文章をより洗練された形に仕上げるために、以下のような方法でChatGPTを活用できます。
まず、ChatGPTに修正が必要な部分を指摘させて、言い回しの改善や表現の精緻化を図ります。例えば、「この表現に不自然と感じる部分はありますか?」や「誤字脱字を見つけて修正してください」といった質問を投げかけ、ChatGPTのフィードバックを受け、より読みやすく理解しやすい文章に仕上げることができます。ChatGPTは文章の前後関係や背景を考慮して修正を提案してくれますが、特定の文脈やスタイルに合わせた微調整は利用者が行う必要があります。
また、ChatGPTの提案が必ずしも最適とは限りませんので、提案された修正を検討しながら適切な表現を見つけるのが重要です。
ChatGPTを通じて得られた提案を取捨選択しながら、素敵な文章に仕上げてください。
ChatGPTに作業内容を伝えて、Excelで使える数式やマクロを作ることもできます。複雑な計算式や作業の自動化はChatGPTにお任せして、作業効率を向上させましょう。また、作業内容を文章で説明するのが難しい場合は、具体的な例を提示するのも効果的です。例えば、「以下のデータに対して平均値を計算する数式を作成してください」といった形でChatGPTに問いかければ、必要な数式がより具体的に生成されるでしょう。
万が一、数式やマクロがうまく動かなかった場合、ChatGPTがエラーの原因を探ってくれます。ChatGPTが作ったものでなくても、ご自分で作った数式やマクロの修正もお願いできますので、ぜひ聞いてみてください。
ChatGPTを利用すれば、手軽にプレゼンテーションの構成を作成可能です。まずは、テーマや目的をChatGPTに伝えて、骨子をつくってもらいます。さらに構成要素やポイントの提案を依頼して、ロジカルで効果的なプレゼンテーションを構築しましょう。
また、ChatGPTに途中経過を見せ、フィードバックを得て、プレゼンテーション資料をよりブラッシュアップできます。ChatGPTの提案を受け、不足している情報や説明があれば追加し、理解しやすくなるよう修正できます。ChatGPTのアドバイスを取り入れつつ、自分の考えやメッセージを加えながら、プレゼンテーションの質を向上させましょう。
メリットや活用のポイントを分かりやすく解説!
AIチャットボット 社内活用入門ガイド
様々なことに利用できると分かったけれど、やっぱりChatGPTのような生成AIは自分には使いこなせないのではないか、と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
次に、ChatGPTを気軽に始めるためのヒントをご提案します。初心者でもストレスなく活用できるようなアプローチですのでぜひお試しください。
ChatGPTの始め方と題してお送りいたしました。
最初に、ChatGPTの概要と利用開始の方法について簡単にご説明しました。もう利用する準備はできているはずです。機能やログイン方法について、もっと詳しくお知りになりたい場合はこちらのブログ記事で紹介していますので参考にしてください。次に、日常生活でもビジネスでも使えそうな多岐にわたる利用例を紹介しました。使ってみたい内容はありましたでしょうか。ご紹介した内容以外にもたくさんの便利な使い方がありますので、どんどん使ってみてください。そして、最後にChatGPTを気軽に始められるようなヒントをお伝えしました。新しいことへ取り組むときには多少の不安は感じるものですが、幸いにもChatGPTには既にたくさんの先輩ユーザーがいらっしゃいます。先輩ユーザーたちの経験を取り入れながら、自分でオリジナルの使い方を模索できたら楽しいですね。
ChatGPTは柔軟性と創造性を兼ね備え、利用者の様々なニーズに応えてくれます。今後もChatGPTをはじめとする生成AIの進化に注目し、新たな活用方法やテクニックを取り入れていけば、より一層日常を楽しむとともに業務効率化の手助けになることでしょう。
引き続きChatGPTと一緒に新しい発見を楽しんでいただければ嬉しいです。
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また、チャットボットトライアルもご用意しておりますので、ぜひお試しください。