AIアシスタントとは?何を手助けしてくれるのだろう

2022年04月12日 10:32

最近よく目や耳にするAIアシスタントとは、どういうものかイメージできていますでしょうか。近未来の物語として描かれていた、家事や仕事を手伝ってくれるロボット?毎日携帯しているスマホとの会話?いったい何を手助けしてくれるの?と感じないでしょうか。本記事では、AIアシスタントとは何かをわかりやすく解説し、AIアシスタントを活用すると、どれだけ生活やビジネスが楽しく便利になるかをご紹介します。

 

 

AIアシスタントとは?その意味を解説

アシスタントという言葉には、仕事の手助けをする「助手」という意味があります。そのことからも、AIが人の手助けをするというところまではイメージができると思います。果たしてAIはいったい何を手助けしてくれるのでしょうか?

例えば、大学の教授や准教授の仕事をサポートする助手は、研究業務や教育業務の手助けをします。具体的には、講義や実習などで説明をし、学生からの質問に答えるなど、教授や准教授が本来の業務に専念できるように支援します。介護助手は、有資格者の介護職員をサポートする仕事ですが、資格をもっていないため身体介助を行えません。そのため利用者の話し相手や清掃、食事の配膳など、資格を持つ介護スタッフが、より専門的な介護業務に携われるように支援します。また、社長や役員、政治家や弁護士などの庶務業務をサポートする秘書も、近年ではアシスタントとして採用されるケースも増えてきています。

これらに共通する、ある特定の人物(たとえばあなた)が、本来の業務や専門的な業務に専念できるように、サポートする役割を担うのがアシスタントなのです。そして、その役割を遂行するためのAIを活用したソフトウェアやサービスが、AIアシスタントと呼ばれています。

 

 

身近になったAIアシスタント

ここからは、具体的に生活やビジネスで活用されているAIアシスタントを紹介します。

<スマートフォン/タブレット>
一番身近で活用されているのが、生活の必需品となっているスマートフォンに搭載されているAIアシスタントです。iPhoneやiPadなど、Apple製品に搭載されているSiriや、Android製品に搭載されているGoogleアシスタントが代表的な例に挙げられ、AIアシスタントに呼びかけるだけで、様々な質問に答えてくれます。天気などの気象情報や、目的地までの道順など、日々の生活に関連する質問だけではなく、早口言葉や間違い探しなど、面白い回答が得られる質問もあるので、ぜひAIアシスタントとの会話も楽しんで下さい。

<スマートスピーカー>
次に身近な活用例として挙げられるのが、テレビCMでも話題になったスマートスピーカーです。Amazonが提供しているEchoシリーズに対応したAlexaや、Googleアシスタントに対応しているGoogle Homeなどが有名で、スピーカーに向かって話しかけるだけで、ニュースを検索したり、天気を調べたりできます。「アレクサ ○○して!」や「オッケー グーグル」の言葉が飛び交い、ネットショッピングで商品を注文するなんてことも、テレビCMではアピールされていましたね。また、対応するデバイス(家電などの機器)と接続することで、音楽の再生や照明の明るさ調節、調理家電の操作なども、ハンズフリーで使用できることが魅力です。

<AIチャットボット>
ビジネスでの活用事例としてよく挙げられるのが、AIを活用したチャットボットです。ホームページなどでよく見られるヘルプデスクや、カスタマーサポートで利用されているチャットボットだけを見ると、単なる問合せ対応だけだと思われがちです。しかし、近年では利用者から必要な情報を収集し、社内外で蓄積されているデータをもとに回答するなど、利用者の業務をサポートする役割を担うAIチャットボットが増えてきています。このような背景には、問合せ対応の代行だけにとどまらず、AIアシスタントとしても活躍していると言えるのではないでしょうか。

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あなたは何を手助けして欲しい?

では、実際にあなたがAIアシスタントを利用するときに、何を手助けして欲しいと考えるでしょうか。生活を豊かにするための投資計画を教えて欲しい、業績が向上するための企画を立案して欲しい、家事を全てやって欲しい・・・などなど、実現できれば夢のようなことがたくさん浮かんでくると思います。でも、少し考えてみると、それらが実現した時点でAIアシスタントではなくなっていることに気づきませんか?

大切なことなのでもう一度書きます。AIアシスタントとは、ある特定の人物(たとえばあなた)が、本来の業務や専門的な業務に専念できるようにサポートする役割を担い、その役割を遂行するためのAIを活用したソフトウェアやサービスのことです。そのことをしっかり踏まえると、先ほどの考えは変わってくるでしょう。生活を豊かにするための投資計画を考えるので情報や助言が欲しい、業績が向上するための企画を立案するので根拠となるデータが欲しい、家事のやり方を教えて欲しいなど、AIアシスタントに何を手助けして欲しいのか、明確になってくるはずです。

AIアシスタントは万能ではありませんが、情報(データ)を扱うことは得意です。調べたいと思った時には、話しかけるだけでいいのです。過去の会話や行動から、時にはあなたの考えよりも先回りして、アドバイスをくれるかもしれません。大事なことだけど、時間や手間がかかるので、少し手助けして欲しい。この少しの手助けが積み重なるだけで、生活やビジネスがどんどん楽しく便利になります。

さあ、あなたは何を手助けして欲しいですか?

 

 

まとめ

ここまでAIアシスタントについて解説してきましたが、まだまだ人間の声や言葉をAIが完全に理解するのは難しいところもあります。騒がしい場所では音声認識の精度も下がりますし、最強の方言である津軽弁は難解です。でも、それは人間でも同じですよね。克服するにはAIの学習のように何事も経験することです。苦手」のひと言で諦めたりせず、将来の生活やビジネスを楽しく便利にするために、アドバイスをくれるパートナーとして、AIアシスタントを利用してみてはいかがでしょうか。

 

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