社内に散在するデータをスピーディに連携
kintone:例えば、商奉行の商品マスタを商品画像とともにクラウドのkintoneにアップロード。お客様先で商品の仕様や画像を見ながら商談することも、会話の流れに応じて新しい商品を提案することも可能です。得意先マスタをアップロードしておけばkintoneのコメント機能を利用して組織や異動など商談以外の情報を記録しておくことができ、引き継ぎもスムーズ。さらに受注伝票データをアップロードすれば取り引きの履歴までもが確認できるようになり、急なお客様訪問の際にも安心です。
Excel:レポーティングのためのデータを翌朝までにマネージャにメールしておくことができます。予算金額や目標数値が入力されたExcelブックを参照して、分析に必要なデータを揃えておくことも可能です。
社外のデータの連携も自由自在!
Web API:nConncet for 奉行はREST方式のWeb APIに対応しています(※)。EDIシステムやECサイトからWeb APIを使って取得したデータを奉行シリーズで受け入れ可能なデータに変換できます。
Web EDI/EC:Webページからデータをダウンロードする方式のEDI/ECには、nConncet for 奉行のファイルトリガーが役立ちます。ファイルトリガーはファイルの新規作成や更新を検知するので、データのダウンロードが終わるとすぐにデータの変換作業にとりかかります。データをダウンロードすると一瞬で奉行シリーズで受け入れ可能なデータが用意されます。
メール EDI:nConncet for 奉行はメールサーバからメールを受信することもできます。もちろん、添付ファイルを保存することもできるので、メールに添付されているファイルから奉行シリーズで受け入れ可能なデータに変換できます。
データ送信:EDIシステムやECサイトへのデータ送信にも対応しています。送信方法は受信と同じく①Web APIによる連携、②手動でアップロード、③メールに添付して送信の3種類に対応。さまざまなデータ交換方式に対応しています。
※RESTアダプタは特定の接続先との接続を保証しているものではありません。接続先から「RESTアダプタが想定していない処理」を要求されるような場合、RESTアダプタでは接続できない場合もあります。このため、購入前には必ず検証環境を構築し、想定されている処理をお試しいただくことを強く推奨いたします。
ほかのシステムとデータを再利用
nConncet for 奉行V ERP10/11を使えばデータベースを読み書きする仕組みを驚くほど簡単に作ることができます。例えば、勘定奉行の取引先マスタを独自開発された販売管理システムの得意先マスタに書き込むことで、悩みのタネだった取引先コードの変換エラーから解放されます。商蔵奉行をお使いであれば、特定の種別の商品データだけをサブシステムに渡すこともできます。もちろん、データベースを読み込むこともできるので、販売管理システムの売上データから勘定奉行の仕訳伝票データを作成することもできます。
対応するDBは7種類。パソコンで動くものからサーバやオフコンで動くものまでサポートしています。
過去のデータを再利用
データ移行:nConncet for 奉行を最初にお使いいただくシーンかも知れません。データ移行は試行錯誤を繰り返すことが多いもの。何度繰り返してもミスすることなくデータ変換が実行でき、しかも変更が容易なツールが必要です。nConncet for 奉行にはデータ変換に必要なツールが揃っています。文字列の編集も、数値や日付の計算も、条件によって編集内容を切り替えることもできます。プログラムレスなのに、プログラマブル。
繰り返し処理に強く、しかも変更が容易なnConncet for 奉行だからこそ実現できるデータ移行があります。
データクレンジング:データ移行は不揃いなデータをきれいにするチャンスでもあります。全角半角文字が混在する名称を全角文字に揃えたり、ひらがなが混在するフリガナをカタカナに揃えたり、『㈱』を『株式会社』に整えたり。nConncet for 奉行はデータクレンジングツールにもなります。